午前9時。
木で作られたベンチに座りこの記事を書いています。
周りは木々に覆われ、鳥のさえずりや風で葉が揺れる音。そして滝の流れ落ちる音。
人工的に造られた音は何ひとつありません。
唯一あげるのであれば文字を打つキーボード音だけです。
私の家から徒歩10分。車で2分でこの場所に辿り着けます。
会社員の方で例えるなら、ここは私のオフィスですかね。
高層ビルが立ち並び、同じような服装で身をまとった人達と
同じ空間で仕事をする。
上司や会社の視線を感じながら日々を過ごす。。
そんな環境とはかけ離れた空間です。
開放的な空間だからこそ、頭の中も心の中も開放的になり
【ストレス】という言葉はどこか遠くへ羽ばたいていきます。
都会の空間では良い発想は生まれない。
そういった考えで、研究施設がどんどん増えて来ています。
発想は脳の豊かさからくるものだ。
それに伴い研究成果が上がっていってるのも事実です。
日本に止まらず、世界が注目する研究がされています。
都会でしか収入を得れない。
買い物も田舎に住んでいたら不便。
以前の私もそう思っていました。
だからこそ学生時代は東京に行く事にステータスを感じ
必死で貯めたバイト代を握りしめ
夜行バスで8時間かけ東京に行き、
何かに取り憑かれたかのように買い物をし、ネオン街を歩くことだけでも優越感に浸っていました。
ですが一週間居ただけでも気付くのです。
『深呼吸していない。』
『青い空を見上げてない。』
私の居場所はここではない。
木や鳥や猿までもが私を呼んでいる。と。
ネット環境が整った今では
収穫間近のレタスと
『いつ採っていいの?』と会話を楽しんでいる間にも
緑の服のクロネコさんが
夏に着る今年流行のビキニを届けてくれます。
既存の環境に依存することなく
自分でその環境を作り出せるんです。
昨日は月曜日。
午前中はガラガラの映画館で映画鑑賞。
混雑時を避けて昼食。
午後は少し仕事をし
日差しと風が気持ちよかったので
天サロ(天然日サロ)をしました。
家の前で寝ていても
家の前にプールを作って大声ではしゃいでいても
誰も注意する人はいません。
そんな事は気にならないからです。
夜になれば
満天の星空があり
これからの季節は蛍鑑賞です。
『蛍でてきたよ!』
そんな声と共に
おばあちゃんと一緒に10分間ほどの蛍鑑賞が始まります。
近所のおじいちゃんは
ポットと椅子を持って蛍が多くいる場所へ行き
毎晩のように蛍を観ながらお茶を楽しんでいるそうです。
私はこれこそが
人生を楽しむ”生活”
だと思っています。
生きるために働くだけでなく
日々の生活や数年後、数十年後にどれだけ
本当の意味の充実な時間を過ごせているか。
あなたは想像できていますか?
この記事が
みなさんにとって改めて考えるキッカケとなれば幸いです。
また、お力になれることがあればお知らせください。
Maco
6件のコメント
takayukiyamano · 2018年7月3日 3:45 PM
超 理想的な生き方ですね。手に入れます。
ユコ · 2018年7月4日 9:49 AM
何からも解放された場所なんて身近にはないですもんね…蛍なんていつから見てないんだろう?
わたしの場合は愛するにゃんこと引っ付くことですが、にゃんこにストレス与えてたら元も子もないですけどねぇ(笑)
さくっちょ · 2018年7月10日 6:25 AM
こんにちは。ランキングからきました。
とっても気持ちのよさそうな画像に、こちらも深呼吸したくなりました。
私の住んでいるところもわりと田舎なのですが、
これほど自然を楽しんでいないことに気づきました。
私ももっと人生を楽しみたいと思いました。
Masako · 2018年7月23日 10:16 AM
猛暑の大阪から、ブログを拝見させていただくたび、毎日の暮らしをより豊かに過ごす勇気をいただけます。ありがとうございます
凌太(Ryota) · 2018年10月6日 11:00 PM
いいですね~(笑)
まさに、精神的な充足ですね。
僕も自然がすごく好きですし、
人混みがすごく嫌なので、
関東を離れたいのです。
そのためにも頑張ります!
坂根広行 · 2020年7月10日 11:45 AM
頑張ってるお姿を拝見しうれしく思います。
いろんな批判等があるかと思いますが、負けないで。(死なないで!!)
自分も貴女を見ています。