1年前の投稿で
一年の中には書ききれないほどの多くの出来事があった。
と書いた。
しかし、この1年もそれ以上に書ききれないほどの出来事があった。
毎日が新しく、毎日が充実していた。
車いすになって良かった。
とは言えないが、
車いすになったから充実している
と言ってもいいように…
健常者の頃には起こり得なかっただろう、刺激がたくさんある。
仮に健常者と私を比べた時、
健常者であっても大変な思いをしている人はたくさんいるだろし
やりたい事もやれずに、
日々楽しくない思いをしながら過ごしている人もたくさんいるだろう。
でも私は
體の不自由は感じながらも
心の不自由を感じてはいない。
となると…
障がい者=不幸
という考えは当てはまらないのではないか。
人間の幸せは體のつくりで決まるものではないのではないか
私はそう考える。
他人より、自分はこうだから。
見た目が普通と違うから。
かっこ悪いから。
外見を気にして、他人の目を気にして
外に出れない人も多くいるだろう。
なぜ人と比べなければいけないのか
人の考えや感覚は一人一人違うわけで…
例えば
自分が美味しいと思った物を勧めた時に
勧められた側は美味しくないと判断しそれを伝える。
じゃあ、自分の味覚が変だと感じ、その食べ物を食べるのを辞めるのだろうか?
きっとそうではないと思う。
自分は美味しいと思うから食べ続けるはずだ。
そういう事だよ。
他人と比べる必要なんてない
今の自分が出来る精一杯を全力で楽しんで
今の自分が輝けるおしゃれをする。
100%の満足は出来なくても
90%…60%の満足を得れていることに満足をする。
なんでもすぐに100%の満足なんて得られない。
得られないからこそ、
進化、成長していきたいと思うのだ。
私だって何度も立ち止まる。
悩むことも多くある。
七つの大罪というアニメを知っているだろうか?
主人公のメリオダスは
呪いのせいで死んでも一部の感情を魔神王に捧げる代わりに蘇るのだ。
だから
蘇った時には一部の感情を失っている。
私もそれに似た事があるのではないかと思う時がある。
「明るい」のイメージを維持するために
悲しむ事を忘れたのではないかと…。
だから時々
泣ける映画・感動の映画を探し
自分の感情を取り戻そうとしている時がある。
悩むってことは
何か今の現状を変えたいから悩むのだ。
悩みがなければ、後退も前進もしない。
変化がないのだ
だから毎日悩んでる。
良いことも、悪いことも。
今の自分を體の面でも、気持ちの面でも変化させたいから悩む。
でもそれを人に見せたところで何も変わらない。
自分が踏み出さなければ
変化へのスタートもないのだ。
人は変われないなんていうのは嘘だ
人は変われる。
強い意思をもって一歩一歩進めば変われる。
誰の人生でもない。自分の人生だ。
楽しんでいこうじゃないか。
3年目に突入する車いす人生。
きっとまた1年後、
書ききれないほどの出来事があった。
と始まるだろう。
8件のコメント
比嘉 · 2020年7月12日 12:29 PM
僕は事故って20年以上たちましまが、まだまだ発展途上中です。
できれば、高次脳機能障がい当事者の困りごとなど、リアルな感じも伝えていきたいです。
Maco · 2020年7月12日 3:18 PM
当事者にしかわからないリアルがあるので、どんどん伝えていきましょう(^^)
川崎政春 · 2020年7月12日 1:26 PM
こんにちは、お元気そうですね、私も国リハを退院して3ヶ月以上たちます、そして、八月一日で脊損一年になります、色々ありましたが、マコさんの様に出来る事を焦らずに、頑張りたいと思います!c_max車椅子やっと納品に成りました!
Maco · 2020年7月12日 3:17 PM
堀野さんから見せてもらいました!
どんどん田んぼ道走り回ってください!
さいさん · 2020年7月18日 3:07 PM
一部の感情を失っている、にああそうかと感じました。何か、せきそんになる前に比べて、従容と受け入れている、みたいな部分があるように思ったものですから。
YouTubeも楽しく拝見しています。これからも楽しみにしています。
suika · 2020年7月20日 7:01 PM
私は脊髄損傷になってまだ1ヶ月半です
まだ入院中です
これからどうしたら良いのか全く分かりません
YouTubeをみたりいろいろ調べたりでもこれから先不安しかありません
もののけ姫さんには本当に勇気を貰えます
ありがとうございます
Maco · 2020年7月20日 7:25 PM
インスタ、Twitterにも色々情報載せてます!
LINE@登録して頂ければ
載せてないこともお答えできますので
なんでも聞いてください!
Tack · 2020年7月25日 5:07 PM
かっこいいです!左片麻痺の後遺症が残ったくらいで不自由に感じてた自分が恥ずかしくなりました、リハビリ病院に入院中に一緒に頑張った脊損の方の努力をよく見てました、綺麗な海に車椅子!感動しました!