雪が残る春の山に12時間もいた事がありますか?

 

なぜ12時間も山にいる事になったのかと言いますと…。

それは熊の有害駆除を行った為です。

 

『え?それってなんですか?』

大半の人は馴染みがないワードですよね。

 

少しだけ説明しますと、

冬眠から目覚めた熊は木の新芽を食べます。新芽を食べられてしまうと新しい木が育たないですよね。

ですから、活動範囲が広がる前に冬眠明け時期の山へ行き熊を駆除します。


朝8時

 

私は初めての熊狩りです。

平均年齢70歳のおじいちゃん軍団と雪山を歩いて行きます。

途中で山側と川側、二手に分かれて、発見した際は両サイドから追い込んで行くのです。

示す道などないのに、いかにも矢印が見えているかのように進んで行く。

まさしく神業山の神そのものです。

 


午後2時頃

 

別グループから熊発見の一方と共にこちら側へ歩いて行ったとの事でした。

一瞬にして空気が変わったのがわかります。

いつでも撃てる体制で歩いていたその時!後ろを振り向いた瞬間です。

 

『いたぞ!!』

 

その掛け声と共に体長150cmはある熊が山肌から現れ一斉に発砲。

山を駆け上がろうとしたその一瞬、一発の弾が命中。

※一応モザイク処理しています


午後4時

 

解体が終わりそれぞれがリュックに一人約20kgの塊を入れていきます。

そこから下山まで約3時間半

到着したのは午後7時半過ぎです。もう虫の息です。

 


 

『かわいそう』『苦手』そんな言葉を発する方もいるでしょう。

でも、食べるというのは本来こういう事で

生き物の命をもらいそれに感謝していただく。

 

『食育』

 

身近にこういった環境がなければ感じる事が少ないでしょう。

当たり前の事が当たり前ではない事。

全ての事柄にも当てはまる事ではないでしょうか。

 

目に見えるものが全てではなく、その影に隠れている事に着目できるか、疑問をもてるか

それが大事な事なのではないでしょうか。

 

Maco

 

One thought on “背中には熊肉20kg

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